タイ食文化の多様性、その奥深さにはタイに訪問する度に感銘を受けます。
そんな中でも代表的な食は麺です。麺文化は中国発祥、アジア一円からシルクロードを伝わり、トルコを経由してヨーロッパにまで及んだと言われています。
現在タイで最もポピュラーな麺は米麺クゥイティウです。クゥイティウは麺の太さによりセンレック(細麺ソーメン程度)センミー(中麺そば程度)センヤイ(太麺キシメン程度)
があり、屋台ではショーケースから乾麺を好みで注文します。(写真1.)
これは言わばタイそばであり、一部日本でタイ風ラーメンと紹介されているのは正しい表現とは言えません。米麺以外に小麦麺バミーがあり、これこそスープ、具との組み合わせでタイラーメンと言えるものです。
バミーは黄い中華麺で見た目に食をそそりますが、しかし食べて見ると中国伝来から何ら工夫もなく現在に至ったのでしょう。
製法、成分等極め尽くされた日本の中華麺に慣れた舌には、小麦粉の練り麺を食べている感触。
5バーツ(15円)でインスタント麺を買って来て、調理して貰った方が遥かに美味しい、たまに屋台のショーケースにインスタント麺が置いてあるのには笑えます。
しかし、ちゃんとお店のスープで調理してくれて、飲んだ後やタイ食に疲れたときに懐かしい食感が味わえますのでお試しあれ。(写真2.)
現在日本ではトムヤムラーメンが流行していますが、これは日本のオリジナル料理です。
有名なトムヤムクンと日本の中華麺を組み合わせた人気商品、この開発の経緯は当タイスクウェアのレストラン紹介に詳しく紹介されていますので、ご参照ください。
経緯紹介
タイではインスタント麺にはトムヤム味がありましたが、関西のラーメンチェーン店がバンコクの支店にトムヤムラーメンを逆輸入させました。(写真3.)
勿論、日本仕様の中華麺を使用しており、バミーの淡白な味覚を敬遠しているタイ人にも人気を博しています。タイの食文化に切り込んだ日本発タイ料理です。
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